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2011年11月29日火曜日

電気は大切に。環境にも配慮して。

街は徐々にノエル(クリスマス)度が増してくる季節になってきた。

パリのノエルって言ったら泣く子も黙る
「シャンゼリゼ通りのイルミネーション」

初めてこのイルミネーションを見たのは、今から10年以上前の1998年。
表参道やら銀座でのイルミネーションはテレビの中でなら見たことがあったが
当時からあまりそういうのに率先して見学するタイプでもないため、
普段見るのイルミネーション電飾と言えば蒲田あたりの飲み屋やパチンコ屋のネオンサインが経験値として最大ルクスであったと思う。

さて、女友達と格安ツアーでパリを訪れたのが12月。ノエル少し前のそこそこ航空券が安い時期であった。
パンフレットには、でかでかとシャンゼリゼ通りのライトアップの写真が紹介されており、
元祖シャンゼリゼ。銀座や表参道とは格が違うんだぞ!感が前面に伝わってくる。

実際に寒さに凍えながら見たそのライトアップは、白熱灯の白っぽく、しかし温かみのある光。
外国はすごいな。と、ただただ感動するばかり。

その白熱灯ライトアップも2007年からLEDの青い光に変わった。
消費電力問題によって変えたらしい。
飾りつけの感じは以前と同じように、木に電飾をさかさボンボリ状につるすタイプ。
青い光は少し寒々しいが、ま、、いいか。

マイ・アルバム2007.12より抜粋




住み始めてしまうと、なかなか行かないもの。そんなこんなで4年ぶりに散歩がてら行ってみた。

2011 イルミネーション(@シャンゼリゼ通り)
ええええ??わ・わ・わ~輪が三つ?!

目玉のオヤジにしか見えない。

ブティックゾーンが終わって、公園ゾーンに入ると、小さな小屋がたくさん軒を連ねる
「マルシェ・ド・ノエル」ゾーン

そのマルシェはお菓子屋さん、食べ物屋台、などなど。

焼き栗屋台。普段は街中でドラム缶を改造して焼いているのに、こんなに立派になっちゃって。



消費電力と環境に配慮してさらに簡易型になってしまったイルミネーション。
正直なところ、、場末のキャバレーのネオンみたいよ。

聞き逃さなかった街の声@ふらんす人
いつもこんなんじゃないわよ。。

2011年11月18日金曜日

la vie quotidienne de France 新酒試飲 'Beaujolais Nouveau'

11月第三木曜日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日です。

日本では、バブル期以降、ワインブームも相まって年々認知度が増しており、先日もスーパーや酒屋のチラシ、ポスターには「ボジョレー予約承ります」の文字が躍っていた。
本来、今年のワインの出来栄えを見たり、出荷数を決めるために業者間内で試飲していたものが、一般市場に出回るようになり今に至るということだ。
日本はすぐ商売に絡める。バレンタインやホワイトデー、ハロウィンと同じく肩をならべる一つのイベントのように思える。

と思いつつ、単純な性質ので10年以上は確実に毎年買っていたりする。
ワインの味の違いや知識なんて相当なマニアからすればヒヨッコレベルなのに。


朝のテレビ番組で、ボジョレー解禁の様子が映し出されていた。
場所は、リヨン。リヨンはボジョレー地区に近いため、わりと大きなイベントが夜中から行なわれていたみたい。もちろん、夜中12時から振る舞い酒。
パリでは、近所のカフェやレストランでも「ボジョレー到着」のポスターがあちこちで見受けられた。
スーパーマーケットやワインショップでもボジョレー・コーナーが出来ている。

私もまた毎年恒例のごとく買いにいった。
ボジョレー・ヌーヴォー と言っても実は様々な種類がある。
ボジョレーは地区の名前だから、そのあたりで生産されたものはすべて「ボジョレー・ヌーヴォー」
さらにより厳しい選定を行なう村がいくつかあり、そこで生産されたものは「ボジョレー・ヴィラージュ」

品質的には
ヌーヴォー<ヴィラージュ
値段も
ヌーヴォー<ヴィラージュ

ここまでの簡単な知識は持ち合わせているものの、その中でも生産者によってまた多少違いが出てくる。
美味しいものを飲みたい場合は、やっぱり店の人に相談しよう!

近所のワインショップに夕方買いに行くと、ニコニコ顔のムッシュが今年のボジョレーについて教えてくれた。

「いろいろ種類があるけど、どう違うの?何がお奨め??」

間髪いれずひとつ手に取り
「これが最高。EXTRA!これは、昔ながらの方法で濾してないんだよ。今年はすごいよ!」

へぇ、traditionかぁ、今まで見たことないな。

「じゃ、それください」

とお奨めの一本を購入。6.5ユーロ也

ボジョレー地区の濾してないワイン。
通常、ワイン製造過程において澱などが出てしまうので、それを取り除く作業(フィルタレーション(濾すこと))することで濁りのないクリアなワインができるのだが、そのワインの持ち味である、うまみ、香り、コクや風味、雑味も取り去ってしまう。
ノンフィルター方式でワインを造ると、澱が瓶内にモワモワと残るが、旨味や香りの成分も多く残るため、複雑味があり、香りとコクが高いワインができる。 そうだ。


そのノンフィルタのワイン、

「これがボジョレーか?!」

というほど、濃い。濃厚というのがファーストインプレッションだ。
稚拙な表現を借りれば、山葡萄と、ブルーベリーと、カシスをミックスして濃縮果汁にして甘さを抜いた感じ。お奨めだけあってインパクトがすごい。美味しい。
コッテリしたラザニアに負けない強さがある。


今まで飲んだことのあるボジョレはさっぱりして、冷蔵庫で少し冷やして飲むくらいが良かったのだが
今回のノンフィルのボジョレはむしろ冷やさないほうがいいみたいだ。

まだ、一本目。他の飲み比べをしてないので何とも言えないが、さっぱり味にも出会ってみたい。

2011年11月16日水曜日

la vie quotidienne de France 帰宅早々ガス問題に頭を悩ませる

約3週間の日本滞在中、またもや問題勃発。

ライフラインの一部、ガスが絶たれる
滞納して、ガスが止められたのではない。
ガスの元栓を勝手に閉められてしまったのである。

概略はこうだ。
10月に入り、我が家の前の通りで「ガス管交換工事」が徐々に始まっていった。
10月中旬、ちょうど私が日本へ行く日に、「アパートの古いガス管を新しい管に交換するため、約12時間ほど供給がストップしますよ」との張り紙がされていた。
私はしばらく日本だし、さほど気にせず旅に出た。

日本に到着後、夫から「ガス、、まだ使えないんだけど・・・」とメールが。
「フランスのことだから、多少時間がずれるんじゃないの?」くらいに考えていた。
ところが、来る日も、来る日もガスが使えないとのこと。

ガス管工事後アパートの玄関先に「閉めた元栓の安全な開け方」のビラが一枚置いてあったそうだ。
それによると、キッチンにあるガスのメーターの元栓を閉じた状態を確認して、建物の踊り場に設置してある各家庭のガスの元栓を回して開けて、そのあと、再度キッチンの元栓を開けて点火するとのこと。

注意書きには、各家庭のメーターに小さい札がかかっており、そこに番号が書いてある。その番号と、踊り場にある大元の元栓の番号を同じかどうか確認してください。とのこと。

ちょっと待てよ、我が家のガスメーターに番号札なんてかかってない。
踊り場の元栓も、番号がかかっていない。

これじゃ、どの元栓がどの家庭のものか、さっぱりわからん。
その上、図解上ではL字型の工具のようなものが元栓にささっており、矢印で「こうやって回せ」と書かれているが、肝心のL字型工具なんてない。

夫は、あれこれ部屋中探し回ったが工具を見つけることができず、会社からドライバーやスパナを持ってきて試してみたがどうもうまくいかない。

結局、夫も1週間の出張で不在にしていたため、ガステーブルを諦めてカセットコンロを使うようになった。

主婦としては、毎回カセットコンロを使うのも不経済であり、ガステーブルをなんとか早く復活させたいもの。パリに帰宅早々、どうにか、こうにか不動産屋と連絡がつき、事の顛末を話すと、
「お宅の界隈で9月頃から突然ガスの供給が1週間程度ストップしてしまうところがあったそうで、古いガス管を交換する工事になったようです。」

あ、それでガス管工事が10月から始まったのか。

「それで、ガスの元栓はどうやって開ければ良いのですか?踊り場に4つ元栓がありますが、番号が書かれておらずどれがどの家のかわかりません。こういうのは、アパートの管理会社でわからないんですか?大家さんは開ける工具など持ってないんですか?」

「おそらく、ガス会社が適当なんですよ。普通番号が記されているはずだがそれを怠っている。工具はガス会社しか持っていない特殊な工具だと思いますよ。アパートの管理会社や大家さん、一般の人は持ってない道具です。それを閉めっぱなしにして行ってしまうのは明らかに向こうの責任なので、電話してきてもらってください。」

「電話してもなかなかつながらないんです。」

「同じような人がたくさんいると思われます、何度もしつこく電話してみてください。もしくは、大きなスパナやドライバーなどで開けられると思うんですが、、もう一度やってみてください。こちらではどうすることもできません」

「・・・はい、やってみます」

またガス会社に電話するのも、その時間がもったいない。そして、いつ来てくれるのかもわからない。

仕方がない。

4つの元栓を順番にいじってみよう。ガスが漏れたらそれまで。私に非はない。
これがガスの元栓BOX。角にもう2つ設置してある。


友達から借りてきた工具や家にあったスパナを駆使して、元栓のコックと格闘。
生活がかかっているため、普段は出ない力が出てくる。馬鹿力ってやつだ。


少しずつ回ってきた。第一の元栓なんとか開いた。

キッチンに戻って、メーターについている元栓をゆっくり開けて、ガステーブルのつまみをひねる。

ガスの臭いとともに炎がついた!

わー。やっと復活。

一発目にして探り当てられてヨカッタ。

2011年11月9日水曜日

la vie quotidienne de Japon IKEA肉団子inJAPAN

スウェーデン発祥の家具チェーン‘IKEA’へ行ってきた。
日本ではどういう位置づけなのかよく知らないが、大方のイメージでは
「お手頃価格で舶来ものが買える」とか、「北欧家具でちょっとオシャレ」とかそんな感じだと思う。

一方フランスでのイメージは「間に合わせの家具」といったところだろうか。
とにかく安いので、手軽に購入することができる。
また、パリ近郊に「IKEA CUISINE」という調理器具、キッチン家具、食器だけの専門店もある。

IKEAには必ず大きなセルフサービスの食堂が併設されている。
日本もほぼ同じ形態であった。

どこの国も同じなのか、IKEAの肉団子。これが看板メニューらしい。
フランスでもメニューパネルにでかでかと肉団子をアピール。
お値段もメインメニューでは一番安い。
通常価格は、肉団子10個+付け合せで 3.95ユーロ、およそ400円
12時前と14時から16時までは 1.95ユーロ およそ200円だ。
http://www.ikea.com/ms/fr_FR/france/boulettes.html
私は食べたことがないが、わりとボリューム満点なのだそう。

日本ではどうなのか?
やはり肉団子は看板メニューらしく、ある条件で 10個 325円
しかし、これは「IKEA FAMILY CARD」を提示の上での金額。
フランスでも同じカードを採用しており、実際に持っているが、わざわざ日本に持ってきて
ない。
通常価格 649円を払って試食してみる。

え?これだけですか!


ミートボールにクリーミーなソースがかかっていて、小さなゆでいも2個。それと付け合せに謎のジャム。
味云々より、少なすぎる・・という印象だ。
これはフランスにてぜひリベンジをしてみよう。

2011年10月29日土曜日

la vie quotidienne de Japon 白金台の宮家

テレビ、ラヂオ好きの父が何かの番組で
「目黒にある、昔、吉田茂とか皇族が住んでいた家が改修工事されるからその前に一般公開しているらしいよ」と言っていたので、早速インターネットで調べてみると

東京都庭園美術館
がヒットした。

調べると、普段は美術館として公開している部分もあるのだが、全面改装のため10月いっぱいで閉館してしまうとのこと。そのため特別公開展となっていたのである。

その名も「アールデコの館 東京都庭園美術館建物公開」
ヨーロッパでも歴史的に価値のある遺産建物は年に1回公開されるが、そんなイメージを持って行ってみることにした。
ちょうどそのあたりに出かける用事があったので、同じく東京に帰省中の友人を誘って行ってみた。

アール・デコ。漠然とよく聞かれる言葉だが、実際は「何のことやら?何かヨーロッパのハイソな雰囲気を持つ言葉のような感じ」と思う人も多いと思うし、実際私も昔はそう思っていた。
Arts(アール)=芸術 Décoratifs(デコラティフ)=装飾
この二つの言葉を短縮して「アールデコ」。現代装飾ってことなのである。
この言葉が出来たのは1925年パリで行われた現代芸術と産業芸術の博覧会のときで、その当時にもてはやされた直線的なデザインだとか幾何学模様、合成樹脂など新材料で建物を装飾したという系統が大流行して流れ流れて日本へもやってきたのだ。
同じような言葉にアールヌーヴォーという言葉がある。これは今までフランスの建築では石が中心であったのに対して、新素材として鉄やガラスを多用し、さらに優美な曲線を描いたデザインの建築様式のことを言う。(ヌーヴォーは新しいという意味がある。)
薀蓄はこの辺までで、この館の初代の持ち主「朝香宮家」である。パリに軍事留学していた際、この博覧会を見て感銘を受け、フランスと日本の匠の技が光るこの住まいが完成したのである。

平日にもかかわらずチケット売り場は大行列。前売りチケットはすでに売り切れていたが、ネットでもチケットが購入できたので買っておいて正解。

建物正面入り口を入ると、すでにカオス状態。
美術館=ゆっくり回るという法則が覆された。



館内は和洋折衷で、どことなく昔の結婚式場だとかピアノの発表会の会場みたいな雰囲気もある。ライトや暖炉カバーも少し懐かしいようなデザインだ。





部屋全体も素敵だが、ところどころにあるオブジェに魅力を感じる。
踊り場にある電球カバー


温室にあるお湯の出る蛇口



南側に面した通路ではイタリアの白黒大理石の市松模様の床が今でも斬新さを保っている。



同じく南に面した温室。





敷地内には広い日本庭園と西洋庭園が広がっている。




都会のど真ん中にもまだまだこういう良いところが残っているのだ。

2011年10月25日火曜日

la vie quotidienne de Japon 人気のパン屋

女性向けの情報誌のグルメコーナーにはパンとスイーツの最新情報が満載されている。
パンといってもそういう情報誌に載るのはたいてい「Boulangerieブーランジェリー」と呼ばれる類のフランス系パン屋だ。
特に都心部に多く見受けられ、外観もおしゃれ。先日広尾に行った時も「ここはパリのパン屋か!!」と思うような店もあった。

わが実家ではほとんど毎朝パンを食べるのだが毎回のパンをわざわざ都心まで買いに行くことはない。何かのついでに出かけたときに「朝食べるパン」「おやつのパン」「惣菜パン」という風に買ったりする。それが一般的であるとも思う。
おしゃれなパン屋さんはおいしいのだけどやはり素材をフランスから直輸入だとか、土地代もからむからかお値段がかなり高め。
以前、丸の内にあるレトロドールを使ったお店で買ったらパンだけで2000円以上もかかってしまったことがある。。

都心にわざわざ行かずとも実家の近くに超人気のパン屋さんがある。テレビにも出たりする。
ここは市内に数店舗支店があるのだが、一番大きな店舗では駐車場待ちの車で「パン待ち渋滞」がしばしば起きるほどだ。
このパン屋さん、ログハウス一軒家で、その周りのテラス席は買ったパンを食べられるスペースになっている。そして、なんと買ったお客にはコーヒー無料サービスがあるのだ。



素敵すぎる。。
しかし、このコーヒーサービス、この辺では当たり前のようで、実家から一番近いドイツ系のパン屋さんでもやっているのに驚き。
※パリでもあったらいいのになぁ。。。

2階にも簡単なイートインスペースがあり、その奥はフィリング作業工程を見られるようになっている。

肝心なパンのお味も良し!
だから人気があるパン屋さんなんだろうけど。

2011年10月22日土曜日

la vie quotidienne de France 土産物

一時帰国前、日本の家族に「フランスのもので何かほしいものある?」と尋ねたところ
※NESPRESSOのカプセルくらいかなぁ」という回答。
※エスプレッソ専用マシーンで使うコーヒーの粉が入ったカプセル
特にフランス土産というものではないのだが、我が家では定番の土産である。
このカプセル、日本でも売られているがフランスよりお高いらしい。ということで毎度のことながらこのカプセルを数箱買っていくのだ。


日本ではフランスのものが結構手に入りやすいので、こっちとしては「日本で買えるなぁ」と思ったり、東京のデパートに進出している某パティスリーに買いに行っても「東京にもお店があるからそこで買ったほうがいいんじゃないの?」と店員に勧められることもある。
人並みにマカロンを買って帰ったこともあるが、手荷物に入れても30個買って5個完全な形で残っていれば良いほうで、人様にあげられるような状態ではなくなってしまう。
個人的にはチョコレートが美味しいので土産には最適だと思うが、季節を考えないといけない。一度プラリネチョコを買って帰ったら箱の中で溶けて一塊の団子状態になっていたことがある。まだ10月の半ばだ。日本の気候が読めないためやめておく。
某SNSサイトには「パリのお土産」に関するトピックが四六時中見受けられるが、どれもこれも「ガイドブックで紹介されている」ようなものばかり。まぁ、裏を返せば「ありきたり=無難=万人受けする」ということが土産には一番求められる点なのかもしれない。

今回は普段食べているものを持って帰ろうと思い、以下をチョイス。
*いわしのオリーブオイル漬け(オイルサーディン)
*いわしフィレのオリーブオイル漬けレモン・バジル風味
*さばフィレのマスタード漬け
*スペキュロスのタルティーヌ(パンに塗るやつ)


イワシ缶・サバ缶は日常的におつまみとして食べているもの。臭みもなくビールや白ワインのあてにぴったりだ。
スペキュロスのタルティーヌも毎回持ち帰っている。日本の輸入食材店で前回の滞在時に見つけたが3倍以上の値段。
これらが万人受けするかどうかについては責任を負いかねる。