最終日は、マルセイユにレンタカーを返す前にAix-en Provance(エクサンプロヴァンス)に立寄ることにした。
南仏プロヴァンスと言えば
Avignonアヴィニヨン Marseilleマルセイユ Aixエクス の三大都市を置いて語れない(?)
マルセイユ方面から北へ30km。東側にはヴィクトワール山が見える。
高速道路から
エクスは泉の街とも呼ばれる古代都市のひとつで、街の中心至る所に噴水を見ることができる。
苔むした岩からも湧き水が吹き出す。
暑いので、噴水がいささが清涼感を演出してくれる役目も果たしている
もうひとつ有名なのはポール・セザンヌ
出身地であり、晩年もパリから戻りずっと生活していたのである。
彼の作品は現在、世界中に出回っており、ここで見られる作品はたった1点のみだとか。。
この辺りは海風も吹いてこないので暑さは厳しい。
さらに湿気がないためなのか、日差しは日本では感じたことのない強さで
皮膚や目にダメージを与える。
街の一部では人工芝が敷かれて、アスファルトや石畳からの放射熱を妨げる効果があるのかどうか?写真で見る限りは清々しく見えるが、実際はサウナ状態。
学生の頃、ケッペンの気候区分で、世界各地の気候や特色を勉強したが
地中海性気候とはこうなのか!と身をもって知る。
※夏は乾燥し、土壌はテラロッサと呼ばれる赤土で覆われている。オリーブやぶどう、柑橘類の栽培に適した土地である。。。
教科書だけの情報をテスト前に線を引いてなんとか覚えたような覚えないような。
こういうことは実際体験したり見てみないと覚えないのだ。
ブラブラと街を徘徊し、適当に昼食をとる。
街の目抜き通りに面したアールヌーボ調のブラッスリー
私の場合、お土産はほとんど食品である。今回の旅でも気になるものがいくつもあったのだが、気候(暑さ)の関係で野菜、果物系は却下。その他保存が少し心配なものはこの最終日のエクスで買おうと思ってのんびり構えていたのだが、ここは南仏。
食料品店も昼休みを2時間も取っていて、お目当てのオリーブ類を買うことができませんでした。。。