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2012年7月20日金曜日

島とクルーズを楽しむ

今回の旅の一番の目的は島。

マルセイユからまた地中海沿いに東へ100km程度の場所にイエールという町がある。そこから船でポルクロル島を目指す。


雲一つない快晴。海はべた凪。久々の船にテンション上がりっぱなしだ。


イエールのジアン半島の突端にポルクロル島行きのフェリーが出ている。
小さな船着き場のある港は海の色がエメラルドグリーン。

2階の展望デッキ席をゲット。短いクルーズを楽しもう。

いざ出航


夏場は繁忙期で30分に1本の割合で船が出ている(お昼休憩時は除く)

島に到着後はすぐ腹ごしらえ


いわしのグリル

島は一般車両の乗り入れが禁止されてるので、マウンテンバイクを借りて散策する。

目的は島で一番綺麗なビーチなのでそこを目指して走らせる。
ノートルダムビーチ

この島はリゾートアイランドなので、金持ちのクルーザーが港には係留され、綺麗なビーチの沖にもたくさんのクルーザーが停泊している。

今年の初泳ぎはポルクロル島。透明度の高い海に大満足。

アイス売りのお兄ちゃんがビーチ沿いに来る。
あまりの暑さにアイスと飲み物を買いに走る。。

蝉がジージーとうるさいが一足先に夏先取り。


この島ではワイン用のぶどうが栽培されている。


気がつけばあっという間に17時を過ぎている。


島の中心にちょっとだけお店とカフェレストランがある。
帰りの船に乗るまでアイスを食べて待つ。

手作りアイスがおいしい。

島は各種いろいろな花が咲き乱れる美しい景観である。

島の港より









2012年7月17日火曜日

リュベロンの鷹巣村とラヴェンダー畑

今回の旅、海がメインではあるがその前に訪れたい場所がある。
その為にレンタカーをしたというのも過言ではない。

アヴィニヨンから東の方角にリュベロンと呼ばれる地域がある。
この辺りは自然公園で保護されており、山並みが絶景を醸し出している所で
小さな村々が、その山肌にへばりつくように存在している。
その姿は「鷹の巣村」とも呼ばれる。

マルセイユから100km。高速をおりて、地元民しか通らないようなガタピシ道路を進み、山道に入って数分突如その光景が現れる。
Gordes ゴルド
季節によっては朝もやがかかって、まるで天空の城ラピュタの様に浮き上がって見えるらしいが、この日は午後15時過ぎの太陽絶頂時。
暑い、暑いといいながら村へ入る。
村の中へは専用の駐車場に預けなくてはならない。車を置いて村の中を散策してみる。
村の広場 左に見えるのは古い城跡

おきまりの土産屋
車はもちろん通れない

眺望スポットから下界を見下ろす


フランスにはこのような村がたくさんあり、その中でも秀逸なものは
「フランスの最も美しい村」に選ばれるのだ。
このゴルドももちろん選ばれている。

旅の初っぱなから買うお土産もないため、次の目的地へ。

ここから車で5分、10分行った所にある超有名どころ。
「セナンク修道院」

カレンダーあるいは写真集、絵はがき等々で見たことある人は多いのではないかと思うが、私もいつだかのANAのカレンダー6月の写真を見て「ここを訪れてみたい!」と思った。


古いロマネスク様式の修道院の前に広がるラヴェンダー畑

何年か前、北海道旅行したとき、まだ富田ファームでは咲いてなかったので今回リベンジ成功ということで。
ラヴェンダーのシーズンってピンポイントで短く訪れる時期が難しい。




みつばちもたくさん飛んでいて、ラヴェンダーはちみつも売られていた

本格的バカンス前、しかも平日だというのに観光客はかなり多い。

写真で見ると爽やかに見えるが、実は気温35度。この辺りは乾いた大地なのだ。


今日の宿はマルセイユ。
またもやマルセイユに舞い戻り、ビールで乾杯。

旧港に面したレストランのテラスにて

おつまみ

いかソテー
いわしのグリル

今回の旅食のテーマは
海産物祭り

2012年7月16日月曜日

太陽ギラギラ南仏へ

6月の末にプチバカンスを取って南仏へ行ってきた。
今年の北仏は(もちろんパリを含む)は冷夏ですでに秋突入といった感じ。
朝は15度以下ってことも多く、日中も20度いけばまぁまぁ。ほぼ毎日午後は大雨が降ったり、雹が降ったり。

そうなると、やはり太陽の光を浴びたい=南仏
という公式が勝手に頭の中に浮かんでくるのだ。

今回の目的地はイエールという街。
なんだかんだ毎年行っている南仏だが、ここの謳い文句は
年間300日の晴天日
これにまずノックアウト。寒々としたパリから来るのにはもってこいの好適地だ。

場所は、プロヴァンス地方とコートダジュール地方のちょうど中間の出っ張った部分に海が面しているところ。

旅行はまず旅の計画を立てる楽しみがある。
どうやって現地に入るか。できるだけ低予算かつ快適に行きたいのは皆一緒。

自宅から車
実質交通費はガソリン代と高速代のみだが、1000km離れているのでどこかで一泊のロスタイムが生じる。体力的負担が大きい。
時間的余裕や途中で気に入った街にも立寄れる利点。

TGV
時間的制約あり。早めに予約をしないとかなり高い金額になってしまう。
体力的負担は軽い。ダイレクトに現地入りできる。

飛行機
時間制約あり。現地には一番早く到着できる。早めに予約をしないと高い金額。
市街地に出るのに面倒。

バス
価格は一番安いが、体力的負担大、時間制約がかなりある。


いろいろ計算して、我が家の今回の旅スタイルは
TGV(新幹線)と到着駅にてレンタカーを借りることにした。

どこの駅を起点にするかが一番重要で、これによってまた値段に雲泥の差がでてくる。
TGVの本数が多く、かつ低価格プランの予約が間に合ったのは「マルセイユ
フランス第二の都市だけに電車の本数も多く、低予算で行くことができるのだ。

マルセイユ駅前広場にて

南仏めぐりに車はかかせない。
電車で行ける街の散策&史跡巡りもいいが、車でしか行けない山奥の崖にへばりつくような小さな村を見たり、巨岩群を見たり、ワインのカーヴを見たり南仏ならではの自然を楽しむアクティビティしないともったいない。

レンタカーは一番小さなタイプで5日間160ユーロで借りることができた。
フランス国鉄SNCFのサイトからhertzやavisなど選択できる。