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2012年12月17日月曜日

マラソン大会に出る

12月16日(日)
Issy-les Moulineaux(イシー・レ・ムリノー)という街でマラソン大会が開かれたので参加してきた。


今回の大会はCorrida de Noëlと呼ばれるクリスマスイベントマラソン。
全6部門あるうち、ひとつはサンタクロースマラソン。
サンタの仮装をして走る大会なのだ。
世界各国で同様のマラソン大会が開かれているみたいだが、Issy-les moulineauxはかなり大規模な大会。
ちなみにロンドンのサンタマラソンは参加者2000名、6km。こちらは4000人弱、10km。

興味がありつつも、なかなか参加したいメンバーが集まらず。。
結局友人と二人で参加することに。

参加料は、15€から25€。期日によって変わる。
サンタの衣装は自前でも良いし、マラソン参加申し込みと同時に10ユーロで注文できる。そのうちいくらかは慈善団体への寄付にまわる仕組みである。
前々日に会場のスポーツセンターにゼッケンと衣装を取りに行くと、女性はMère Noëlつまり女性版サンタクロースの衣装をもらっている。
どうやら今年から女性用のワンピース+ケープが出たらしいので、当初申し込んでいたサンタの衣装から変えてくれるよう交渉。どう考えてもフリーサイズのサンタクロースのおじさんの衣装は私にはでかすぎる。


当日
会場に向かう電車のなかにはすでにサンタがちらほらいる。
会場駅に到着すると、うじゃうじゃサンタ軍団が目に入ってくる。

広い体育館に更衣室が確保されているのでそこで着替え、荷物を預けるとすでに10分前。


ウォーミングアップの時間




5000人弱のサンタが集結。



段々晴れてきて暑い!!まぶしい!汗だく。


自転車を改造して走るサンタさん

パリに比べたらかなり小さい街なので、走るコースも同じ道を2週する。
平坦な道だけならまだしも、、途中心臓破りの坂がありキツいのなんの。

しかし、沿道の応援団は途中数カ所ミュージシャンのバンド演奏や、アフリカンジャンベなど音楽によって励ましてくれる。
また観客の声援もたくさんあり、小さい子供達は、沿道に手を差し出してハイタッチを求めてくるので、走りながらタッチしてあげる。
中には日本語で「ガンバって!」と応援してくれるフランス人もいてありがたい。


1週目の途中にある競技場もサンタだらけ

2週目からは写真を撮る余裕もなくなってくる。


やっとゴール。。


ゴールをぬけるとプレゼントをもらえるコーナーがあり、サンタでカオス化している。

走り終わった後は、ホットワインで一息。
夏ならビールなんだろうが。



完走者にはメダルとボルドーワイン1本のプレゼント。


参加賞もお楽しみのひとつ。
化粧水、ボルドーワイン、メダル、お菓子、水、Tシャツ。




全くトレーニングせずに参加した代償か、、、全身に筋肉痛。
イタタタタタタタ。。そして、ランニングシューズがジャストフィットもよくないのか、つま先にも痛みを感じたので、家に帰って靴下をぬぐと、爪が紫にうっ血。


前回パリジェンヌマラソンに出た時は、季節も9月だしTシャツとスェットパンツで手ぶらで走ったのであまりストレスは感じなかったのだが、今回、ウェストポーチに貴重品を入れ、さらにカメラを持って走ったりしたので途中から手がしびれた。真冬にもかかわらず、晴れて気温も10度は超えたと思うので走っている最中は汗だくになった。

フルマラソンのキャリアを充分に持っている友人が忙しいのにかかわらず職場でのお休みを取ってくれて一緒に参加してくれたおかげで安心して走ることができ、楽しい一日を過ごすことが出来た!感謝感謝。



2012年12月15日土曜日

粗大ごみ

先日、薄型LED画面のテレビに買い替えた。

家電店で購入すれば、荷物配達と引き換えに古いテレビを回収してくれるサービスがあるのだが、日にち指定をすると結構時間がかかりそうだったのでAmazon.frで購入することにした。

不要になった今やなつかし「ブラウン管」のテレビ。これは粗大ごみに出さないといけない。

粗大ごみの出し方は、パリ市のサイトにも掲載されており申し込みもそこからできる。
回収日を指定して、予約番号をもらう。無料。
当日は、朝6ー8時の間に予約番号を明記の上、アパートの前に出しておく。
午前中に回収車が来て回収する。
という流れだ。

古いテレビは、我が家の小さなエレベーターに縦に向きを変えてギリギリぴったりの
サイズ。後ろの出っ張りが本当に邪魔。
20年ですっかりテレビも進化。今はすっきり。そして軽い!

雨降る中20kg以上もあるテレビを朝の7時前に通りに面した玄関へ移動。誰にも見られたくない格好だが、そういう時に限って、同じアパートの人が通勤へ行く所へ出くわす。

テレビと他にもうひとつ粗大ごみを出す。
2時間後、テレビだけが消えていた。。

誰か持って行った様子。


まぁ、パリではよくあることで、早朝粗大ゴミ狙いで散歩している人もいるくらい。
まだ綺麗なのに粗大ごみで捨ててある家具も結構ある。

だから、とくに驚きはしないが、今更なぜブラウン管テレビを持って行くかね?

予想
中国人なら、解体してパーツを売る。

アフリカ人なら、本国へ送る。


2012年12月7日金曜日

高速道路あるある

半年ほど前に運転免許を交付されてからも渋っていた運転だがちびちびと乗るようになった。
ペーパードライバー歴が長いので、変に固定概念がないせいか右側通行も違和感なし。
免許はマニュアル車で取得しているが、全く乗っていないのでどのタイミングでクラッチを切るのかすっかり忘れてしまった。
日本では、実家の車も、レンタカーする場合でもAT車。しかし、MT車の癖で左足が何か踏んでいないと落ち着かない為なのか、(アクセル、ブレーキは右足、クラッチは左足)ずっと
右足=アクセル
左足=ブレーキ
で何とも思わず運転していたら、つい最近夫君に
アナタ、ずいぶん器用なことするね・・・

と言われてしまった。以前の車はMT車だったが、半年前に買い替えた車はAT車。私にとっては今更、右足でアクセルもブレーキも踏むのは怖い。

パリ市内からどこかへ出かける場合、たいてい高速道路を使う。
パリ市内をぐるっと取り囲むように、ペリフェリックと呼ばれる首都高のような環状線があり、そこから各地方へと伸びる高速が発達している。

高速道路は、法定最高速度130km/h
区間により、90km/h 110km/h などもある。また80km/h以下で走行すると危険行為とみなされ点数が減点されることもあるので、怖いからといってゆっくり走ってもいけない。
日本は、100km/h。
昔の日本の車は100km/hを越すと、車自体がキンコンキンコンと警告音がなっていたと思う。なんだかその音は恐怖に聞こえたな。

ヨーロッパの車、というよりは最近の車は、ちょっとアクセルを踏んだだけで
びゅんっとスピードが出てしまう。そもそもスピードメーターのメモリは250kmまであるのだから当たり前のことなのかも。

高速道路では、周りの車の勢いがすごいので、それに合わせるとすぐに130km/hオーバーになりかねない。
右側走行のため日本とは逆。一番左側が追い越し車線。
日本ではあまり見かけたことがないシーンでこちらで良く見かけてハラハラするのが、
目の前でX交差。
高速で3、また4車線あったとして、自分が真ん中レーンを運転中、左隣の車が
自分の前を横切ってそのまま右隣のレーンへ車線変更、また同時に、右隣の車が自分の前を横切って左隣のレーンへ車線変更。真ん中レーンでとどまることなく2車線またぎをするのだ。真ん中レーンを130km/hで走っていたと仮定すると、車線変更する場合は速度をあげるため、それらの車は何キロで交差してんだろ?と思う。

日本では日中あまり見られない20トン級以上の大型トラック。
大陸間での輸送が当たり前のため、日中でもバンバン大型のトラックが走っている。
やはり目の前にいられるとつまってしまうため、追い越さなければならない。
スピードを上げて追い越し車線に入るが、車体が長いためかなりのスピードで追い越しする必要がある。幅も大きいので車体右側にも注意が必要で、でもそんなときに限って結構なカーブにさしかかっていたりして緊張する。

高速運転は緊張するが、パリ市内中心部を走るよりよっぽど気が楽だ。