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2011年6月5日日曜日

la vie quotidienne de japon エコとセコ

毎日耳にタコができるほど、日本(特に関東地方)では節電が叫ばれている。
理由は言わずもがな、東電の原子力発電所爆発事故による電力供給の低下による影響だ。

JRに乗っても、日中の車内は照明を消しているため真っ暗だ。駅構内の蛍光灯も本数を減らしていたり、エスカレーターなんぞもってのほかというくらいにロープが張られ立ち入り禁止に。もちろん動いていない。
一般の商店でも店内の半分くらいの照明は消えている。
東京の夜もずいぶん暗くなっているようだ。余計なネオンも消されている。

今までの照明器具に変わって省エネが期待されているのが「LED」(発光ダイオード)だ。1本で約10年の寿命があり、消費電力量は半分から10分の1程度だ。問題は価格。初期投資はかなりの額が予想されるが長い目で見るとかなりお買い得&エコな商品なのである。

最近こういったエコや節電に関する情報番組が花盛りである。今朝見ていた番組で「エコとセコ」という面白いタイトルがあがっていたのでそれについて私も考えてみることにする。
ちなみに「セコ」はセコイの意。エコもセコも紙一重なのである。

緑のカーテン
真夏でもクーラーになるべく頼らないように部屋の窓の外をつる性の植物で覆う作戦だ。
「ゴーヤで緑のカーテン大作戦」が毎年の合言葉のようにホームセンターのチラシに踊り、苗を無料配布する役所も在る。ここら辺の近所でも南側の窓辺にゴーヤ用のロープが張られている家が結構見受けられる。直射日光もさえぎって、ゴーヤも食べられる。エコとセコのコラボだ。
今までは夏の風物詩といえば朝顔だったのに、今やゴーヤ。ゴーヤ農家は商売上がったりだ。

太陽光発電
クリーンなエネルギーを!と今盛り上がりを見せているのがソーラーパネル式の発電だ。
テレビでは良いところだけを紹介するが、実際いかがなものなのか?
あまった電力は、電力会社に買い取ってもらえるんです・・・と紹介されているものの、実際は取り付け費用に平均250万円。完全にペイできるのはなんと21年後という計算だ。
よし、取り付けよう!と意気込んでも取り付けできない家もあるので要注意。日当たりの悪い家は安定して電力を作ることができない。日当たりが良くてもトタン屋根やあばら家は無理だ。屋根が重みに耐えられない!こんな話もある。悪徳訪問販売業者がめぼしをつける家。それはソーラーパネルをつけている家だというのだ。かつて、ソーラーパネルは訪問販売で売り上げを伸ばしていたため、これをつけている家庭は、訪問販売に弱い。。と見られてしまうのである。

クールビズ
夏になると、なぜか役所や銀行などでアロハシャツが流行りだす。暑苦しいスーツ姿で対応されるより良いが、普通に白のさわやかなポロシャツなどはダメなのだろうか??


こんなエコはいやだ
・エコ de スキンヘッド
→暑い夏でも涼しく、シャンプーやリンスがいらないため水の汚染も最小限に。ドライヤーで乾かす必要もないので、節電にもなる。

・エコ de ジーパン
→1本のジーパンも4通りに変身。最初は10分丈、すそがボロくなったらふくらはぎまでカットして七分ズボン、さらに膝丈5分ズボン、最終的に半ズボン。

・エコ de 激辛
→暑い国では香辛料や唐辛子を使った料理が定番だ。辛いものを食べると汗をかき、熱風でさえ気化熱によって涼しく感じるだろう。辛さで多量に水を飲むため食事量も減らせる。エコセコの代表格。

2 件のコメント:

  1. ぬくたんママ2011年6月10日 15:03

    以前どこかのホテルを利用した時、エコと言ってベッドシーツだけでなく、バスタオルまでとり変えないので、交換して
    ほしい時は、所定の場所に置いてくださいっていうシステム
    があって、びっくりしたよ。エコを通り越して、セコだよね・・・。

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  2. エコに見せかけたセコだねぇ。エコとセコは本当に紙一重だよ。街中にはもっとセコがあふれているかもよ!

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