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2011年5月24日火曜日

la vie quotidienne de japon 除菌大国ニッポン

独断と偏見であるが、年々日本において過剰化するもの
・余計なサービス
・包装
・潔癖主義
etc

今日は除菌について書く。

今やドラッグストアに行けば、家庭雑貨コーナーはほぼすべてに「除菌」の文字が躍っている。


台所洗剤、洗濯洗剤、消臭スプレー、お弁当グッズなどなど。いつから、なぜこんなに潔癖になったのか?
私の推論では、90年代半ば、大阪で発生した学校給食が原因とされる大規模食中毒事件が発端になった気がする。それまでは除菌といえば「酢」とかせいぜい「ブリーチ剤」を水で薄めて掃除する程度だった。食品に関しては熱湯消毒という方法でまかなえていたはずだ。
年々「清潔さ」に対する考え方がエスカレートして身の回りのあらゆる菌を除菌してしまう。それゆえ、ささいな菌にすら対する抵抗力が一番ないのがニッポン人だとも言われている。

さて人間の除菌も気合が入っているが、昨年秋「ペット用除菌できるふきとりフォーム」というものが新発売された。
ついに、お犬様、猫様を悪いばい菌から守ろうというアイディアが形になった。
この商品、ワンプッシュしてティッシュなどに泡を出し、お散歩帰りのワンちゃんの手足、おしりなどのデリケートゾーンをふいてあげるという代物なのだ。
この泡にはうるおい成分のコラーゲンが配合され、万が一ワンちゃん、猫ちゃんがなめても大丈夫な安心素材。
当然、座敷犬のいる我が家も即購入。
毎日の散歩後のシャワーの前に拭き拭き。シャンプーも定期的に「お犬様用」で行っている。
我が家の矛盾。。猫は勝手に庭と部屋を出入りするが、それに対しては拭いてない。


日本は道がキレイだ。パリの犬のほうがこの除菌をやったほうが良いのでは?と思う今日この頃だ。

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