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2011年6月24日金曜日

la vie quotidienne de japon カオスの時間とマダムドクダミ

実家近くの食品メーカー本社でお中元期の期間限定でアルバイトをしている。
普段は事務所で事務仕事の補助、商品販売スペースにお客さんが来たときはツカツカと赴き
「おつかいものですか?」「ご自宅用ですか?」と対応をするのが役目だ。

今や文明の時代。お中元などのおつかいものはインターネットにFAX、電話での通信販売がメインだが、ご近所のおじいさん、おばあさん、おじさま、おばさま世代の方々は「直接対面方式」で買う方が安心するらしい。
さて、接客業務経験者なら誰でもが「思うこと」それは

カオスの時間
簡単に説明すると
さっきまでの1時間はすごく暇だったのに、今なぜか店内が老若男女乱舞大混乱状態。分散して来てくれればいいのに。。

この現象は、日本に限らずフランスでも味わった。ということは何か世界的に共通するカオスになる要因が存在するはずだ。
この説については後日また改めて考えてみることにする。

先日、自転車に乗ってほっかむりをしたおばあさんがやってきた。
事務所に入るなり
「あのねぇ、その入り口の門のところのつつじの植え込みのところにドクダミが生えてんだけど、それ取ってもいい?煎じて飲むの」
一同目が点・・・・・・・・・・・・・

会社には車道と並行する歩道と敷地の境にさほど高くない塀が設置され、門扉は来客や資材搬入、宅急便等の車やトラックが入れるようにいつも開いている。その門扉の脇に腰くらいの高さのつつじの植え込みがあり、どうやらそこにドクダミがまぎれて生えてきてしまっているらしかった。
そのおばあさんは、毎日その前を通るたびに気になって仕方なかったそうで、ついに許可を取りにやってきたようなのだ。

戸惑いながらも社員の方が「どうぞ」とOKを出すと、自前のはさみとビニール紐をすでに用意していたらしく意気揚々と植え込みに向かった。

それからというもの、今までまったく気にしていなかったつつじの植え込みだが、ドクダミがところどころ生えてきているのが目に付いて仕方ない。

今日、、その「マダムドクダミ」が夕方一人で黙々とドクダミを刈り取っていた。。
特に誰に断りを入れたわけでもなく。。

それをみた副会長一言
「どうせならドクダミ全部刈り取ってもって行ってくんねえかな」

2 件のコメント:

  1. ぬくたんママ2011年6月25日 3:26

    タイトルのマダムドクダミって何かな?っと
    思ったらそういう事ね!(笑)

    そうそう、お客さんって集中して同じ時間に来たり
    するものなんだよね。さっきまで閑古鳥がないてたのに、
    なぜか、一気に混んだり。
    分散出来れば、お客さんもお店側も都合いいのに・・。

    不思議だよね。

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  2. よその敷地に生えているドクダミを摘もうって・・面白い場面に出くわしました。

    なんでお客って集中するのかな?たぶん、誰かしら店内にいると安心するんだろうね!
    店員vs客のマンツーマンになると気が引けるというか。これはフランスでも同じ現象が見られるよ。

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