春のバカンス1週間。
温泉巡りの旅に出ることにした。
ヨーロッパにも温泉地がたくさん存在している。
有名どころでは、アイスランドやハンガリー、ドイツ。
今回は、昨年のクリスマスプレゼントでもらったドイツの温泉施設の入場券も使いたかったのでそこを中心とした温泉巡りを決行。
全行程およそ1400km。
まずはルクセンブルクへ向かう。
ルクセンブルクは、フランス、ベルギー、ドイツに隣接する国。
首都ルクセンブルグの旧市街は世界遺産にも登録されている。
そのルクセンブルクにも温泉保養地があるのだ。
パリからひたすら東へ東へ。
ルクセンブルグ国境近くのMetzという街近郊の高速道路のサービスエリアでの出来事。
トイレ休憩後、車に戻りエンジンをかけたところで、3人の警官が近づいてきた。
トントン、と窓をノックされ
「フランス語わかる?」そこから尋問がはじまった。
「身分証明書見せてください」
「シノワ(中国人)じゃない、ジャポネだ。。」と警察。
少し手前を運転していたが、そのときの追い越し時の速度超過がマズかったのか?
車の整備不良??とか罰金とか??
そんなことが頭の中をぐるぐるめぐった。
尋問内容はかいつまんで言うと
「10,000€以上の現金、金品を持ち出していないか」
「持ってないです」というと、車内全点検がはじまった。
この間に、もう一台警察車両がやってきて、他の警官も加わって完全包囲されてしまった。
手持ちのバッグの中身、財布はもちろん、化粧ポーチの中の小さなジップロックなども全部見られる。おやつに持ってきているみかんの入った袋も。
トランクの中に入っている旅行カバンの中身も着替えしか入ってないのだが、それも全部。さらにトランク下のスペアタイアの入っているところも全部、全部。
よくテレビのドキュメンタリー番組で検問にひっかかった不審車両の点検の隠しカメラ映像とまるで同じ。
その後、どこへ行くのか、何しに行くのかなど聞かれ、ルクセンブルグと答えると
「フランスからルクセンブルクへ出る際の金品の持ち込みをチェックしている」ということでした。
結局、単なる旅行者だということなどがわかって
完全に「シロ」として解放されたが、なんだか良い気分はしないよなぁ。
まぁ、警察の方も「これが私たちの仕事なんで、、、すみませんねぇ。。」という感じで恐縮してくれていたけど。
お互い、身なりも地味で、派手なブランドバッグも、アクセサリーもつけていないのにどうして目星を付けられたのかね??と未だ疑問である。
ウキウキ気分もなんだかモヤモヤしちゃったね~。
返信削除確かに、そういった検問は大切な仕事の1つなのは分かるけど・・・。もう1台警察車両も来て・・・となると、
なんだか悪いことしてなくても、はたから見たら悪い奴らが
取り調べを受けているように思われちゃうよね~。
あまり大きくないサービスエリアで、工事中だったというのもあってあまり人がいなかったんだよね。大きなところはやっぱり人も多いからやらないと思う。
削除知らない人が見たら、なんか取り調べ受けてるってなって見えるけど幸いなことに一般車両はほとんど通らなくてジロジロ見られることもなくてよかったよ。。。