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2011年8月12日金曜日

la vie quotidienne de France 故障、さぁどうする?

ついに?!今のアパート滞在5年目にして洗濯機が壊れた。
大家さんが用意してくれていた洗濯機。入居時まだ綺麗で新しかった。

フランスでは洗濯機に定期的に「石灰取り」というお手入れをしないといけない。
日本は水道水が軟水のため、例えば蛇口や湯沸しポットなど常に水に触れる部分に石灰が白い塊のようにこびりつくということはない。ところがヨーロッパの多くの地域は水道水が「硬水」。ミネラルやカルシウム分が多く含まれており石灰が付着するためこのお手入れをしないと機械故障や詰まりの原因となる。
食器やさほど重症でない白いこびりつきは酢で取れる。

石灰取り(calgon)はスーパーの洗濯洗剤コーナーで売られており必須アイテムになっている。
我が家も定期的に使っていたのだが、私がフランスに戻り、3回目の洗濯時(脱水時に)異常音を発した。
機械の中の何かがモゲ取れてさらに引っかかるような摩擦音。
ガガガ、ガランゴロン、キーッキッキッキッキッキッ・・・

おかしいなと思いつつそのときは無事に脱水が完了したのでそのままに。

次の日、また同じように洗濯機を回して最終脱水時、同じような音がして、今度はついに脱水ができず止まってしまった。

仕方ないので、洗濯物だけ取り出して回してみたものの、中の水が排水できない状態で回転途中で止まってしまう。
形式としてはドラム式の横入れ方式なので、ふたをあけスポンジでたまっている水を吸出し、それで回すと超高速回転できる。が、おそらく機械中にこびりついていたと思われる石灰の塊が砕けたものがポロポロ出てくる。異常音はきっとこの石灰がどこかに当たって崩れ落ちた音なのだ。
ではでは、中におそらくたくさんこびりついている石灰を強力な「石灰取り」を使って溶かそうじゃないか、と思って強力なジェルタイプの「Calgonカルゴン」を買ってきた。
※これでアナタのマシンも新品同様に・・なんて文言が書いてある
それ+酢も入れてみる。数時間に1回軽く回して、24時間放置。これで大丈夫?!
石灰の屑がポロポロ面白いように出てくる。しかし、排水できない。。
まだまだ何回かやらないとダメか?
先週1週間、1日おきにチャレンジした。しかし、一向に排水できず、スポンジで水を取り出す始末。
洗濯物は仕方なく手洗い。。こういうときに限って相方が病気になり、洗濯物が増える。
熱で汗をかいたためシーツ、布団カバーなど大物は3軒隣のコインランドリーへ。

ここまで排水ができないということは、排水ホース付近で何かが詰まっているとしか考えられない。外国製の家電取り扱い説明書はなんとも簡単な図解と使い方しか載っておらず、役立たず。修理に出すにもバカンス真っ最中という悪条件のため、いつ出せるかわからない。ましてやこの石灰がらみの修理代は高いとも聞く。
それならいっそ、新しいものを買おうか、、。家電ショップに見に行ったら一番小さい型でさえ500ユーロ以上もする。ア・イ・タ・タ・タ・・・

備え付けの家電のため、大家さんが負担してくれるなら良いのだけど、そういうウマイ話はあるのだろうか?これまたバカンス中のため、連絡付かず相談できず。

便利さに慣れた住民には辛い仕打ちだ。

2 件のコメント:

  1. ぬくたんママ2011年8月16日 13:33

    あらら! 困ったね。。
    私も去年お世話になった洗濯機ちゃんだもんね~。。
    国が違うと、全く違う悩みがあるものだね。
    定期的に石灰取り専用液を使うものなのね~。。

    バカンス中だしね・・・。
    日本に居ると便利に慣れちゃってるからね。

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  2. 石灰取りのCMがあって、洗濯機の内部が石灰でびっしり・・ってのがあるのね。うちのもそうなってるんじゃないかなぁと思って焦ったよ。
    日曜にだんなと洗濯機分解修理大作戦をしたけど、思ったとおり珊瑚くずのような石灰が細い排水ホースや洗濯脱水弁につまってました。
    もっと頻繁にカルゴンしなきゃ。
    毎回コインランドリーに行くのもかなりの額になるし、手洗いも大変だし・・。
    日本は、内層にカビの大量発生が頻繁に起こるよね。。どっちもどっちだなぁ。

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