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2012年2月19日日曜日

二つの市

毎週日曜日は、生鮮食料品を買いにマルシェと呼ばれる青空市場へ買出しに出かける。
パリのガイドブックにも2,3紹介されているが、実際には常設のマルシェを含め82もの市が街の
いたるところに週2回ほどたつ。
品物の地域差もあって、北のほうのエリアはエキゾチックな野菜や果物を多く扱っていたり、
形は不ぞろいだけど値段も安い。
16区は色、形、つやどれをとっても上級品が多いが、比例して高かったり・・。
私がいつも利用するマルシェは、駅から駅の高架下の300mほどにびっしり立っている。
品揃えも豊富で、値段はスーパーで買うより断然安い。何より新鮮。

長く通っていると、買う店が決まってくる。
八百屋はここ、果物はここ、きのこはここ、魚介はここ、パンはここetc.
良い品物に出会うには、行列の店を狙う。いついっても行列の店は品も良いし、値段も安い。
お客の列が切れないため、陳列は大雑把。逆に、綺麗に陳列されている商店は「暇」の証。時間があるから陳列にも時間をかけているのだ。
ということで、行列に並んで買って、また行列に並んで買っての繰り返しだが、お祭りの屋台で買い物するようで毎週楽しみでもある。

カキとムール貝だけの店

果物屋

パン屋

マルシェに行くとおまけしてもらえる場合が多い。
今日の戦利品は果物屋でアボカド1個もらう。


午後は同じ区内で行なわれているアンティーク市に出かけてみることに。
季節ごと(週末のみ)に骨董品屋が何十店舗か集まって広場などで開催するイベントで
いつの世代のものか謎のアンティーク食器だったり、ボロい古本だったり、
ヴァイオリンだの、絵画だの、素人には全くわからないが、その筋の人が見れば何かお宝が
あるのかもしれない、、そんなものを冷やかしてきた。


特にめぼしいものは見つけられず。。
こういうアンティーク市よりフリマの方が楽しいと思ってしまうのであった。

2 件のコメント:

  1. ぬくたんママ2012年2月20日 9:07

    わ~。写真見ているだけでもワクワクするよ!

    そうだね、通っているとだんだん分かってくるから、
    野菜はここ、とかお気に入りのお店ができるよね。

    やっぱり行列店には人気の秘密があるんだね。

    次回パリへ行った時は、ゆっくりマルシェで買い物してみたいよ~。。

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    1. 日本では、衛生面からなのか、屋外の一般人が買える市場ってのはごく一部に限られてしまうし、最近では個人商店も大型ショッピングセンターやスーパーに押されて消えつつある。だから普段の買い物って全部スーパーで済ませちゃう。スーパーでも品質も良いし。おまけに、何の会話もなく簡単に買い物を済ませることができる。
      こういう対面方式だと、面倒でもちゃんと言葉を交わさないと買えない。でもその人間臭さがいいと思うよ。オマケの得点もあるよ。

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