昨年、日本滞在中になにかのドキュメンタリー番組を見ていて気にかけていたものがある。
「南部鉄器」
岩手県の伝統工芸品の南部鉄器といったら、職人が手がける茶器の最高傑作とまで言われる代物。
色合いは地味だが、日本の侘び寂びが感じられ「ザ・ニッポン」的で外国人ファンも多いのだとか。
そのドキュメンタリーの内容では、この南部鉄器の国内需要が減ってきたため、なんとか海外へ向けて
進出したい。どうやったらうまくプレゼンテーションできるのか、どうやったら販売促進につながるのか
という密着取材であったと思う。
いくつかのヨーロッパ国内でプレゼンを行なうが、なかなか手ごたえが感じられない。
フランスへ持ち込んだとき、「色を付けたらどうか」という提案を元に試行錯誤。後、完成するや否や
爆発的人気になったのだとか。
その取材当時は、カラー鉄器に関しては海外輸出のみ製作しているとのことで国内入手ができなかったそうだが、現在は、いくつかカラー茶器を扱うネットショップが存在する模様。
昨日、友人宅から帰宅途中何気なく歩いていたら、このカラー鉄器を扱うお茶屋さんを発見。
日曜日なので店はしまっていたため、ウィンドー越しに写真を撮っていたら、通りがかりの兄ちゃんに
「ここの中国茶はうまいよ」とすすめられる。
※鉄器が素敵なのであって、中国茶は今は必要ない・・。と苦笑い。
カラーと言ってもル・クルーゼのように原色でポップな感じの色合いでなく、和風の渋みのかかった色合いがイイ。テレビでみたより、実物のほうが可愛いので欲しくなってしまった。。
ちなみにお値段は大きさによりけり。60ユーロ~100ユーロ。
うーむ。安い買い物じゃないからよく考えないと。。
お~ステキじゃないですか~。
返信削除確かに一家に一つ持っているようなものじゃないよね。
重いし。
でも、日本のこたつがフランス?だったかな、受け入れられてきて、高級家具として売っているとテレビで見たから、
南部鉄器も余裕のある人達のコレクションのひとつとして
流行るかも??
ね、いいでしょ~。
削除南部鉄器は一生モノと言われるくらいだから、長持ちするんだよね。しかし、我が家、よーく考えると緑茶なんて買わないし、日ごろ飲むのって毎日ティーパックの紅茶だったりする・・。しかも断然コーヒー派。買ってもインテリア化するに違いないものです(汗)
mixiのニュースであったね、フランスでこたつが売れているって。でもそんなニュースこっちでは聞いたことないんだよね・・・。ジャポマニア向けに特化していると思われる。
この茶器はまさしくブルジョワ階級のコレクションとしてもてはやされているんだと思うよ!
お久しぶりです!
返信削除フランスから南部鉄器の話しを聞くなんて何だか新鮮です(笑)
色々と試行錯誤して海外に売り出す戦術を考えてるんですねぇ。
うちのおばあちゃん家に南部鉄器の風鈴が窓辺にかかっていたのを思い出しました~!
日本茶というよりも中国茶を飲む感じなんですかね。
通りがかりの兄ちゃんもそう言ってたし(笑)
最近の家だとなかなか南部鉄器でお茶を飲むところは日本でも少ないかもしれませんね。
なんだか、日本はどんどん廃れていく気がします(汗)
実家にも南部鉄器のすきやき鍋がありました。
削除本来の南部鉄器は地味な色合いだけど、カラフルになったら人気が出たとのことで、海外と日本の好みの違いがはっきり出たね。
紅茶、中国茶、緑茶etc.好きな人はいろいろ試しているみたいだよ。
南部鉄器でお茶を飲んだら美味しいのかなぁ??