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2012年2月3日金曜日

パリの冬。

例年なら12月にはいると何度か雪が降ったり、気温がマイナスになったりするのだが、今年は1月になっても最高気温が10度超えることもしばしばあり「暖冬モード」だった。

しかし奴はやってきた。

寒気団は我々パリジャンが油断しきっていたところに急襲攻撃だ。
パリだけでなく、40程度の県に低温警報が出ている。


パリが寒い、寒いと言っても、北海道の内陸地方の寒さには到底かなわないと思われるが、
東京出身の私にはもう十分すぎるほど寒い。



そんな中、2月2日はla chandeleur(シャンドゥルール)といってキリスト教のお祭りの日(休日ではない)。


以下詳細
2月2日はクリスマスの12月25日から数えてちょうど40日目。つまりイエス・キリストの誕生から40日目にあたるこの日をシャンドルール(Chandeleur)。「聖母御潔めの祝日」キリスト教徒の祝日にあたる日。

春の到来と家族の幸せを祝って、願いと成就を祈ってクレープを焼く習慣があります。その歴史にろうそくの祝別式があったことから「ろうそく・光の祭り」も意味し、黄金で丸いクレープを焼いて食べる習慣になったようです。

新年のガレット・デ・ロアが終わると同時に、町中ではクレープが焼いて積み上げられたものがショーケースに並んだり、スーパーではクレープ粉やクレープパン(専用フライパン)、クレープを伸ばす木のトンボ棒などがセットで売り出され特設コーナーが設けられます。


このシャンドルールの日にクレープを焼くのは一般的ですが、ストラスブールなどアルザス地方などではベニエ(ジャムやチョコが中に入っているドーナツ)を作るのも一般的なようです。ベニエ(Beignet)とは粉・砂糖・卵を使った生地を油で揚げたお菓子ですが、キーワードは丸くて黄金。光や太陽を意味します。揚げることからも油の加熱で祝いの精髄、いわゆる光の祝賀を表すそうです。(ハヤクーより)

日本では、節分、こちらはシャンドゥルール。季節の節目のようです。


ということなので早速家で作って食べた。

2 件のコメント:

  1. ぬくたんママ2012年2月4日 9:14

    美味しそう❤
    素朴な味がしそうだね。そういう感じも好きだな~。

    ほんと、節分みたい。日本では節分、そして今月バレンタインデーがあるので、スーパーではチョコレートや、
    手作り材料コーナーが作られているよ。

    昨日スーパーで、恵方巻きを買ったけど、そのコーナーだけ
    すごく混んでいたよ。

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  2. もちもちした生地のクレープだよ~
    道端のクレープやさんはもっと薄くて大きいよね。

    そうだった、バレンタインデー。
    日本では女同士の闘いの日って感じがする。。
    デパ地下ではいろんなチョコ屋が期間限定ででたり、試食もあるから、それを巡るのが楽しかったなぁ!

    恵方巻きって関東ではここ数年の話だよね。
    実は買って食べたことがないです。

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