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2011年10月5日水曜日

la vie quotidienne de France 光がやってきた

日本ではもう当たり前になっている光ファイバーだが、いよいよ我が家にもやってきた。

夏ごろ、この古いアパート内で工事を行なっていて、それがどうやら光ファイバーのターミナル設置工事だったようだ。
先月「光を入れませんか?」という案内状が来ていたので早速フランスの通信会社ORANGEへ行って手続きをしてきた。

10月4日、我が家の工事設置日で時間は朝の8時半にしておいた。
だいたい、今までの前例から言うとフランスで何か時間指定をしてもその時間に来るということは稀であって、人によっては来ないということもあるようだ。
そんな感じなので、9時、10時に来てもおかしくないかな、と思っていたら8時半より前に来た。びっくり、あわてて着替えた。

日本ではマンションの場合、共有型といってマンション内にひとつターミナルを設置しそこから各家庭にケーブルでつなぐという方法をとることが多いらしい。
我が家の場合、まず大元のターミナルがアパートの共有部分に設置されており、そこと家の中のターミナルを光ケーブルでつなぐという作業が行なわれた。
これが大変な工事であった。
日本と違ってまずアパートが古く(築80年)専用のケーブルを通す穴などないのでドリルで壁に穴を開ける。実は古いアパートは電話線やテレビアンテナ線もすべて後付になるので壁に穴あけ、天井近くに這わせるように配線してあるのだ。

我が家は6階で、大元のターミナルは4階と5階の間の天井近くに設置されていたのでそこまで配線をするのがかなり大変だった模様。
お向かいのムッシュも出てきてエンジニアと何やら話し込んでいる。
どうやらつい数日前同じ工事をしたのだが、テレビの移りがイマイチだけど原因は何かとしきりに尋ねている。

その後、ムッシュに工事はどのくらいかかりましたか?と尋ねると、そのとき来たエンジニアが良くなかったから3時間はかかったよ!と呆れ顔。しかしまだ工事やってるの?と聞かれた時点ですでに4時間経過。。(一度配線を間違えてやり直したためか?)

結局5時間かかって終了。

感心したのは、エンジニア作業中に通信会社の監視員がチェックに来たこと。
丁寧な配線されているか?工事道具はそろっているか?ちゃんと時間通りに来たか?などいくつものチェック項目があり確認しているのだ。
最近ではフランスも快適なサービスを考えるようになったのか、、と感心した。

2 件のコメント:

  1. ぬくたんママ2011年10月11日 3:31

    へ~。 おもしろい。
    日本は時間にはきっちりしているから、ぴったりに
    来るのが当たり前だけど、外国はまあ遅れてくるのが当たり前と思ってはいたけど、監視員のチェックとは意外。

    変わってきているんだね~。

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  2. そう、結局夏に壊れた洗濯機を買い換えたのだけど、そのときの家電屋さんも時間通りにきたし、設置もあっという間に終わったの。最近は大手企業に関しては少しずつ「サービス」も考えてきてるのかな。
    このエンジニアの人が面白くて、ずーっとしゃべったり、鼻歌歌いながら作業してたよ。
    先週は3件日本人の家に行ったよって言ってたんだけど、その家族はフランス語がわからないからずーっと黙ってたんだって。
    一回配線を間違えたのと、しゃべったりしながら作業してるから時間がかかったっていうのもあるね。

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