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2012年1月6日金曜日

季節のお菓子

今日は1月6日。キリスト教国ではEpiphanie、日本語では公現祭または公現節と呼ばれる日だ。
フランスでは国民の祝日ではないが、キリスト教徒にとってはお祝いの日である。

この日食べられる伝統菓子が「ガレット・デ・ロワ」と呼ばれるパイ菓子だ。ここ数年日本でも登場してきているので、知っている人は結構いるのかもしれない。


基本的にはフランジパンと呼ばれるアーモンドクリームをパイ生地で包んで焼いたもので
中にひとつフェーヴと呼ばれる陶器のオブジェを入れる。
年が明けると街中のパン屋、お菓子屋が一斉に売り出す。店頭からはパイの焼けるいい匂いが漂ってくるのだ。
大小さまざまなので、食べる人数によって買うことになる。大きいものは直径30cm以上。
今流行のおしゃれパン屋や菓子屋ではショコラとかピスタチオクリーム入りなど斬新な物も作られている。


このお菓子にはみんなの楽しみがあるのだ。
切り分けて自分の取り分のパイの中にフェーヴが入っていた人が王様。その年1年良いことがあるといわれる。
昨年は日本にいて食べられなかったので今年こそ!と近所の行きつけのパン屋で購入。
我が家二人しかいないので、その店の一番小さいもの。直径18cm。
「焼き立てだから気をつけて持って帰ってよ」と熱々の焼き立てと王冠を店のお姉さんからもらう。

3時のおやつにフェーヴ取り合い対決。
好きな箇所をカットして食べる。入っていたら王様。

半分は残ったがまだフェーヴは発見できていない。
また明日に持ち越しだ。

そう、このパイ作ったことがあるからわかるが相当なカロリー。
おいしいからと言ってうっかり食べ過ぎるのはご法度だ。

個人的には大好きなので、この時期だけでなく通年食べたいお菓子だ。

4 件のコメント:

  1. 明けましておめでとうございます。

    王様になれたでしょうか?
    切り分けるときは凄くワクワクするだろうなと思いながら日記を読みました。

    日本で食べるガレットはパイと言うよりクッキーに近いような…すみません私の地域で売ってるお菓子だけかもしれません。美味しいですよね。カロリーは確かに高いだろうけど。

    今年一年も素晴らしい年でありますように。

    ばだ

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  2. ぬくたんママ2012年1月7日 6:28

    おいしそう❤
    楽しみのあるお菓子だね!

    さて、どちらが王様引き当てるかな??

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  3. ばださん
    あけましておめでとうございます。

    切り分けるときはワクワクしますよ!たまにナイフを入れて「カツっ」とフェーヴにあたってしまうこともあるんですが(笑)
    wikipediaでみたら、日本ではセブンイレブンで777円で売られているとか?デパ地下に入っているフランス菓子店やPAULのようなパン屋で裏れているかもしれませんね。

    今年もよろしくおねがいします。

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  4. ぬくたんママさん
    美味しいよ~
    焼きたての匂いもたまりません!!

    これからまた食べま~す;)

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