パリ市のサイトを流し読みしていたところ‘アベス広場にて「第6回ホタテ祭り開催」’という情報をキャッチした。
詳細を読むと、ブルターニュの Côtes d'Armor 地域のホタテをはじめとする物産展が開かれるそう。
この地域はイギリスの対面にある大西洋沿岸地域で特に海産物が有名。
忘れもしない4年前、この地域を旅行していてちょっとしたアクシデントの際、
現地の人にお世話になったことを思い出した。
行って良し、見て良し、食べて良しのエリアだ。
物産展好きとしてはたまには普段足を踏み入れないエリアでも散歩がてら行ってみてもいいのかもしれない。
フランスではホタテを年がら年中取っているわけではなく、10月の終わりから4月の季節限定で漁を行なっているそうだ。乱獲を防ぐために1週間に2回、1回45分のみの漁、ひとつの船で600kgまでとかなり厳しい制限も設けている。
今まさに旬の味。
下町でバスを降りると、すでにブルターニュ地方のコスチュームを来た人たちがパレードの真っ最中。
イギリスやアイルランドにも近いケルト文化を持ち、バグパイプでの演奏行進だ。
さほど広くないアベス広場では白テントが密集して一大屋台村になっている。
ここまで来たらやっぱりホタテでしょ。
本当は、ホタテの貝柱の刺身なんぞがいいのだけどそれはナシ。わさびじょうゆで食べたら貝柱の甘みが引き立つのに、、と思いながらホタテの串焼きを買う。
おっと、忘れてはいけない隣の屋台で白ワインを一杯。
ホタテ祭りとはいいつつ、やっぱり一番人気は牡蠣。
フランス人はよっぽど牡蠣が好きなんだろか、どこへ行ってもこの手の屋台には人が群がっている。
いっそ食べて見ようかと思ったが、今まで生牡蠣を食べたことがない。
でもすごく美味しそうだ。せっかくのチャンス。しかし今回一人で訪れたため一皿全部食べるのに
若干の抵抗があり、もし口に合わなかったら・・と考えてやっぱりパスしてしまった。。
白ワインも程よくまわってきたので、違う屋台でsoupe de poissons(魚のスープ)を頼んでみた。
地魚を煮込んでそのまま魚肉を濾した濃厚なスープ。マルセイユあたりでは「ブイヤベース」と呼ばれるものにあたる。
屋台のおっちゃんが「これも入れたらうまいよ」と言ってオレンジ色のカニ味噌を投入。
熱々のスープがたまらなくうまい。
物産展バンザイ!
うわ~。これが本当の贅沢だよ。こんな物産展行きたい!!
返信削除ワイン飲みながら、ダシのきいた熱々スープ。
最高だね☆
カキも気になるけど、屋台のはちょっと
食べる勇気がないかな。
こないだの宮島のお店のは躊躇せず食べちゃったけど。
私はカキにあたった経験ないけど、経験ある人の話を聞くと、怖いよね。
ホタテも好き~❤❤
パリにいるとなかなか海産物を食べる機会がないのでこういう物産展は楽しみです。
削除ブルターニュ地方に行くと、レストランでコースを頼むとだいたいこの魚のスープがついてくるの。本当美味しいよ。
カキは皆すごい勢いで食べているからかなり気になるんだけど、カキが新鮮云々ももちろん、その日の体調とかにも左右されるって聞くし。。中毒を予防するために、白ワインを飲むんだって。本当かいな?!
ホタテは美味しいね!