お正月にはきっと「おしるこ」が食べたくなると思い、あずきを買いにBIO(有機栽培・無(低)農薬製品)のお店に行った。
あんぱんやあんまんなどよく作って食べるのであずきは我が家ではストック品。豆からいつも煮ている。小豆は近所の普通のスーパーでは売られておらず、BIOの店オンリー。
もちろん、日本食料品店で缶詰を買うことができるが缶詰の甘さがどうも気に入らない。
年末にいつものBIOショップに行くと、いつもたくさんある小豆(AZUKIとして売られている)がラス1。
これはもしや、同朋の買占めじゃないか?
ニホンジンハ ショウガツニ オシルコ ヲ ノム
同じような考えの人がたくさんいるんだな。ま、そういうもんか。
あずきを手に持ってぐるりと他の商品で面白いものはないかと見ていると、日本食材のコーナーに
こんぶを発見。
このショップは日本では作られていないが、独自に開発している無添加無農薬の和食材や調味料を置いているのだ。みそやおだし、うめぼしなどなど。
前はわかめとのり止まりだった海草コーナーに昆布が仲間入りしていた。
1パック3ユーロ台。日本の昆布よりちょっと頼りない感じだけど、出汁くらいとれそうな気がする。
値段もリーズナブルだし、ためしに買ってみよう。
こんぶを買ったら大晦日はしゃぶしゃぶにしよう。日本で買ってきてもらったお土産、ごましゃぶのたれもまだ使ってない。
年末年始用にフォアグラも鴨も買ったけど、いいやいいや、「和」をテーマにしよう。
それではしゃぶしゃぶ用の肉を買いに韓国マーケットへ。
フランスの肉屋では、しゃぶしゃぶ、すき焼き用の薄切り肉が存在しない。うちの近所のマルシェの肉屋は
「うすぎりできます」と言っているが、実際のところかなり厚切りに近い薄切り。
すきやきならまだしも、しゃぶしゃぶしたいのでここはわざわざオペラまで行く。
年末の買い物で韓国マーケットは買い物客ですでにカオス。
しかしまぁ同朋の考えることは一緒。日本人とおぼしき奥様たち、全員手に、カゴに「薄切り肉」を何パックも入れている。
自分も薄切り肉を手に取り満面の笑み。
年末にふさわしい手っ取り早い豪華な和食って「すきやき」か「しゃぶしゃぶ」って皆思っていたはず!
レジの前に並んだフランス人のおじさんは、大量にそばとそばつゆを買っている。
そうか、年越しそばこの人の家も食べるのか。。?!
日本人なら忘れてならない年越しそば。
もちろん鴨南蛮でしょう!!
鴨南蛮美味しそう❤
返信削除焦げ目のついたネギがいいね!
な~るほど、薄切り肉ってないんだね~。
確かに、日本人にとって手っ取り早いご馳走のひとつに、
すき焼きってあるよね。
クックパッドを参考にして作ってみたよ(笑)
返信削除薄切り肉って日本と韓国だけなのかも。すき焼きとかしゃぶしゃぶなんていう調理法がないから必要ないもんね。
ご馳走はすき焼きって感じあるよね。すき焼きは好きだけど、生卵をつけて食べるのが私はダメ。。だから自分の家でたまごなしすき焼きしか食べたことないよ(汗)