美味しいものはパリにはない、リヨンへ行けという言葉も聞く。
それはどうなのか実際確かめたい。
リヨンには飲食店のカテゴリとして、bouchonブションと呼ばれる料理屋が存在する。
パリや他の地域の料理のように一皿にドーンと盛られてくるのではなく、小皿(日本からすれば中皿)でリヨン伝統料理を供する。一皿の量が多くないので何皿か頼んでワインと一緒に楽しめるのだ。
※レストランのメニューには「前菜」「メイン」「デザート」のアラカルト、もしくは3皿セットの料金も記されている。
ここを「居酒屋れすとらん」と呼ぶことにした。
口コミサイトでおおよそ目星をつけてきた店を探すと、その通りの両側ほぼすべてブションであった。
激混みの店から、閑古鳥の店まで様々。20時前なのでこれから混みだす時間だ。
その中のひとつ混んでいてにぎわっている店に決まり。
注文後のレストランの観察タイムは面白い。
ちゃっちゃか動き回る店員とか、
周りの人が何を食べているのか?とか、黒板のメニューを読んだり。
さて、今日のおつまみは
リヨン名物「クネル」。
川鱒のすり身に小麦粉や玉子を加えて練って火を通したもの。洋風はんぺん。
味付けはクリームソース。付け合せは米。
ん?これはどういう風に表現したら良いのだろう。。
ちくわぶとはんぺんの中間のような、、これはクリームソースをかけずにおでんに入れたらいいのかもしれない。久々の「名物に○○○ものなし」・・。個人的に。
リヨン名物「tablier de sapeur」直訳すると「工兵の前掛け」・・・なんじゃそりゃ?
何なのか想像がつかないので、店の人に聞くと「モツのカツレツ」。珍しいので頼んでみる。
今回のチョイスは序の口。また明日に期待しましょ。
へ~。。 おもしろい!
返信削除日本にあるフランス料理店では食べられないものだね、きっと。 ワインを飲みながら、料理を食べながら、終わりのない話しを延々としながら・・・っていう感じだよね、フランス人は。そういうの、好き。 私もそういうタイプだから。
でも、日本人も居酒屋行ったら同じだね。
ビール飲みながら、仕事の愚痴、家庭の愚痴、恋愛話しなどなど・・・・、よくしゃべってる。
そういうのは世界共通かな。
でも、どのお店も混んでいるってことは、観光客以外の
地域の住人も外食することが多いってことかな?
地方の家庭料理なので独特の食材が使われているよ。
返信削除フランスもいろんなところに行ったけど、通り一遍にならないようにいつもなるべく1回は地方伝統料理を頼むようにしてます。感動的に美味しいものもあるし、はずれもあるし。面白いよ!日本じゃまず食べられないから。
日本のフレンチって洗練されすぎてると思う。高級感を出すためなのか、家庭料理でさえ上品にアレンジされて本来の素材の美味しさを消しているところもあるよね。それに法外な値段って思うこともしばしば。
ここは日本で言う居酒屋っぽい雰囲気もあるので仕事帰りの人とか友達同士とかが多かったよ。香港や台湾のように外食のほうが安くつくってことは絶対ありえないので毎日来る人はいないと思うよ。。。