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2011年9月25日日曜日

les vacances en France ワインの里の工場見学

リヨン2泊3日満喫した後は、いよいよブルゴーニュ地方へ。

ブルゴーニュといえば、とにもかくにもワイン。車で走っていてもそこらじゅうすべてが「ブドウ畑」だ。
一人旅でワインカーヴを回ったこともあるし、ボーヌのワインの醸造家の民宿に泊まってカーヴを見せてもらったこともある。なんとなくブルゴーニュワインが好きで、この地方が気に入っている。
今回はヴァンダージュ(ワイン用のぶどうを収穫して踏み踏みする)もほとんど完了してしまったようだし、車の旅なので試飲をしながらもあまりよろしくない。(絶対ダメ)
ということで、Vedrenne社のクレーム・ド・カシスの工場見学をすることにした。


この会社はカシスその他リキュール最大手であり日本へも輸出されている。

場所はNuits-st Georgesニュイ・サン・ジョルジュ
良いワインの産地として知られているが、カシスの産地でもある。

クレーム・ド・カシスとは、カシスのリキュール。
日本ではカシスと聞くと、普段の飲み物というより、ドラッグストアで売られている健康飲料的なものを思い浮かべるかもしれない。カクテルにも使われている場合もある。

フランスでは食前酒に「kir(キール)」と「kir royal(キール・ロワイヤル)」にクレーム・ド・カシスが使われている。
キールはこのカシスをアリゴテと呼ばれる白ワイン(Aligote)で割ったもの。
キール・ロワイヤルはシャンパーニュで割ったものだ。

8人一組でガイドさんについて工場を見て回る。
カシスの甘酸っぱいような香りが立ち込めてトロけそう。

カクハン機材など。

ブルゴーニュのワイン樽


温度変化や酸化に弱いため冷蔵庫に入れても最高で2年までしか保存できないんですよ。と説明を受け愕然。
2年前にブルゴーニュを訪れたとき食料品店でクレーム・ド・カシスを買ったが、まだ半分以上残っていたのである・・。処分しました。(もったいない)

ここはCASSISSIUMカシシウムと呼ばるカシス博物館。工場併設
輸出国・・日本もお得意様。
フランスのカシスの産地。ブルゴーニュ以外でも作られている。
昔の手作り機械など。



最後はお目当ての試飲会。

VEDRENNE社の看板商品スーパーカシスを試飲。1リットル中に400g以上の糖分が入っているので当たり前であるが、極甘シロップ。しかしアルコール度数もかなりのもの(15度以上)。
甘いしアルコールが濃いし何かで薄めないと厳しいかも。
まわりのフランス人は結構普通に飲んでいる。
水かソーダで割ってくださいってお願いしたら、「ありません」って。。「その代わりに白ワインでいい?」・・ハイハイ。
これにアリゴテを追加してもらいキールを作って試飲をする。
結構度数が高いのだが、まわりのフランス人はいろんなシロップやカクテルをまだ飲んでる。
これから車運転するだよね?!

最後はお決まりの土産ショップ。
ここで作られるクレーム・ド・カシスは「スーパーカシス」として商標登録されている。
お値段もそれなり。なぜならカシスはブルゴーニュ産のものを使っているからだ。
もう少し安いものだとカナダなどからの輸入品になるそうだ。

カシス、、前回も飲みきれてないので今回は大人しくブルゴーニュ産カシスのジャムを買ってみた。
それと、「モナコ」用にザクロシロップも買った。
すごく邪道な買い物をした。

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