(私の独断と偏見だが)
Bienvenue chez les ch'tis
直訳すると「ようこそシティの国へ」2008年公開
簡単なあらすじは、
フランス南部の郵便局につとめている主人公が、妻のためにコート・ダジュール(ニース近郊)への転勤願いを出したのだが、なんと北部ノール県にある「Bergues(ベルグ)」という村へ郵便局長となって転勤することになってしまった。
フランス南部の人々の抱く北部のイメージはネガティブなものばかり。
単身赴任でその土地へ行くことになった。
村に到着後の生活は、かなり訛のあるフランス語や、食したことのない臭いチーズやチコリのコーヒーにやられて辟易するも、悪いことばかりでない。
郵便配達中に一軒一軒で酒をすすめられてベロンベロンになったりと面白おかしく北部の生活の様子が描かれている。(もちろんかなり誇張した描写だと思うが)
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映画の舞台となったBerguesはカリヨンの塔を中心に城壁に囲まれた村。
カリヨンとは(以下wikipediaより抜粋)
他の建築物と一体化されていない単独の鐘楼建築物に演奏用の鐘を設置したもののうち、23鐘2オクターブ以上で鍵盤で演奏する楽器をさし、チャイムやベルと区別される。世界最大規模の野外演奏楽器とされ、日本語では“組み鐘”と訳される。また、カリヨン奏者のことを「カリヨネア」と称する。
他の建築物と一体化されていない単独の鐘楼建築物に演奏用の鐘を設置したもののうち、23鐘2オクターブ以上で鍵盤で演奏する楽器をさし、チャイムやベルと区別される。世界最大規模の野外演奏楽器とされ、日本語では“組み鐘”と訳される。また、カリヨン奏者のことを「カリヨネア」と称する。
せっかくなので上に上ってみた。
一人2.6€也。狭い螺旋階段はすれ違いできません。
カリヨンはこんな感じでした。
映画の中では地元郵便局員扮するダニー・ブーンが奏者も兼ねてました。
この木枠部分の外に出てみた。
赤い瓦で統一された村。塔を中心に円を描くように村が成り立っている。
舞台となった郵便局。
リアルにそのままの状態で存在している。
郵便局員専用入り口より。
映画のおかげで一躍有名になった村でもあるが、歴史的にも探ってみると面白い地域なので平日にもかかわらず観光案内所には人が集まり、村の歴史散策ガイドツアーの参加者もたくさんいました。
映画の舞台となった村や街を散策すると新たなる楽しみが出る。また見直してストーリーはさておき、「あ、あそこだ」「あそこ歩いた!」と言うのも楽しいし、散策中も「○○がここを歩いたのかな。」とか「○○もこの手すりにつかまったとか」いうのもまた面白い。
ex.フラヴィニーのジョニーディップの件など
観光案内所のお姉さんは対応が優しくて好印象でした。
ちなみに、この映画日本では公開されてない。面白い映画なのでぜひ日本語訳が出て公開されたらいいのになぁと思う。
※オサレじゃないから日本の若い女子には受けないと思うが。。フランス映画=アメリ派の人は・・・ねぇ。
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その映画観てみた~い!と思ったら、日本語訳のものはないのね・・・。
返信削除映画の舞台となった場所を訪れるって楽しいよね!
色々想像して楽しめるし。
また後になってから、作品を観るのも楽しくなるね。
日本にもそんな映画ありそうだよね。
カリヨンって、こんな風になっているんだね~。。
上るのは大変だっただろうけど、上る価値あったね。
すごーく面白い映画だからそのうち日本語訳がでるかも。出てほしいなぁ。。
削除映画を見て、その土地に行ってみたくなって、その土地を訪れて、また映画を見直す楽しみってあるもんね。万国共通じゃないかなー?
C小学校のチャイムって今思えばカリヨンだったよねー!もちろん実際に演奏をしているんじゃないけど、メロディがあって音もカリヨンの音色だった。まだフレーズ覚えてるけど、もしかしたらどこかの鐘楼で同じ音色が流れていたら素敵。